消臭剤の種類
市場にはたくさんの種類の消臭剤が発売されていますが、消臭のメカニズムを調べてみるとおおよそ５つの方式に別れます。
これらのタイプのうち現実問題としてペットに使用できるものは臭気錯覚型・臭気分解型 そして臭気中和型のものになります。考えるまでもなく臭気吸収型とバイオ型は動きの多いペットへの使用という点では論外という事になります。
ドラッグストアーやスーパーの棚に並んでいる殆どの消臭スプレーは化学薬品を使用した ものでそのタイプは臭気錯覚型です。
錯覚の手法にも二通りあり一つは臭いを包み込み隠す成分を利用したもので二つ目は嗅覚 を鈍くさせる成分を使ったものです。
そのどちらも時間の経過とともに包み込んだ成分と元の臭い成分とが混ざり合いしかも酸化することにより複合臭となって、場合によってはより強いにおいが発生することになります。 つまり臭いが消えるわけではありません。
臭気分解型はオゾン脱臭・光触媒脱臭・二酸化塩素や次亜塩素酸系の薬品使用の種類に分 かれます。 オゾン・光触媒使用の臭気分解方法はペットへの使用には不向きです。 薬品使用の臭気分解型は効果が高く安い原料費と大量生産で臭気錯覚型消臭剤と同程度 の価格で販売できるのですが、ドラッグストアーやスーパーの棚には並んでいません。 これは安全性の問題で人体に使用する事に抵抗があるからなのです。 ところが、この次亜塩素酸系の消臭剤がペット用としてネットで販売されていたりします。
臭気成分を中和する臭気中和型は最近話題になってきた消臭方法で、使用されている成分 自体が臭い成分を中和して臭いを消し去る方法です。多くは数種の天然成分を配合した ものなので、間違って眼に入ったり体内に摂取されたりしても危険性が少ないといえます。 ただこの臭気中和型の消臭剤で臭気分解型と同程度に効果があるものはありませんでした。
ここまでが、「本当の消臭剤」を求めて各種の消臭剤で失敗を重ねた結果学習した消臭剤の 種類とその効果です。体験してきた様々な失敗は今思い返しても不愉快になるものばかりでした。
本当に効果のある身体にも優しい消臭剤はないのだとあきらめていた時にたまたま出会ったのがある天然成分配合の防虫剤です。
何で防虫剤のハナシ？ ここからが大事なことなので是非続きを読んでください。
私がたまたま出会った天然成分１００％の防虫剤はアウトドアで使用する蚊やアブ等の
害虫を寄せ付けないスプレーで、ゴルフ好きの私の夏期のラウンドプレーには欠かせない供になったのですが、ある時スプレーした後に汗の臭いが瞬時に消えていることに気付きました。
ラウンド後のゴルフシューズに使ってみると臭いがとれるし・・・
とにかく防虫効果も強いのですが、消臭効果も今まで使ってきた消臭剤とは明らかに違い
が分かるほど強力なのです。
その成分を調べてみると「ベチバー」というインド原産の植物からの抽出物であることが
分かりました。ただこの消臭剤はエタノールを溶剤に使って成分を抽出したもので「ベチバー」の
持つ保湿成分の効果を損ねる恐れがあるため、もっと良いものを使いたいと思い行動に
移りました。
先ずこの材料に関する資料を取り寄せ、材料入手のため四方八方に問い合わせをした後に
やっと原産国インドの会社とコンタクトが取れ、その会社から入手することができました。
その材料から「ベチバー」の有効成分全てを損ねることなく抽出する方法を研究し、さらに
「ベチバー」抽出物の効果を高めるGSEその他を効果的に配合してついに化学薬品には
一切頼らない100％天然成分の人の健康に配慮した消臭剤の製造に成功しました。
本来人体に使用する消臭剤ですが、その後ペットを飼育している友人に試作品を提供したところ大好評を博し、友人からの勧めもあってペット用オーガニック消臭剤「消臭アロマペット」の販売を行うことにしました。
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